赤ちゃんの成長に応じた遊び方って意識されていますか?
0歳期の赤ちゃんは、月齢を重ねるごとに成長し、色んなことができるようになります。
赤ちゃんの成長を促し、伸びる力を十分に発揮できるようにするためには、成長に応じた遊びが重要なんです!
今回は、赤ちゃんの成長に良い運動や遊びを、月齢ごとにご紹介いたします。
月齢別!赤ちゃんの成長に良い運動や遊び
大人でも、今まで自分ができなかったことができるようになったら嬉しいですよね。
それは赤ちゃんも同じです!
例えば、寝返りを始めてできたときに嬉しそうに笑って、何度も得意げに寝返りを披露してくれたりもします。
まだ大人と同じようにお話はできないけど、赤ちゃんも大人と同じように成長を望んでいるのではないかと感じます。
月齢に合った遊びや運動を通じて、これら赤ちゃんの発達の良い刺激になるように促してみましょう。
それでは、月齢ごとに成長に良い遊びや運動をご紹介いたします!
生後0~2ヶ月

新生児期である0ヶ月は、赤ちゃん自身もあまり身体を動かすことができません。
しかし目は完全に見えていないながらも、お母さんや周囲の動きを追って忙しそうに動かしています。
また、周囲の音や振動に驚いてモロー反射を見せることも。
これらの行動から、産まれて間もない赤ちゃんでも、耳や目は発達しようとしているのが分かります。
視力はまだぼんやりとしていますが、顔を近づけるとしっかりと目と目を合わせてくれます。
特に、近くの物や顔には注目すると言われているので、親子のコミュニケーションの第一歩として、顔を近づけてみましょう。
生後1ヶ月を過ぎると、忙しげに手足をバタつかせて遊ぶようになります。
「あーあー」「うーうー」などの声も出るようになります。
これは、会話の第一歩。
赤ちゃんの声を真似して、赤ちゃんの声をお受け止めてあげるようにしましょう。
会話の始まりとして、「オムツ替えるよー」「今日は天気が良くて気持ち良いね」等の日常会話を赤ちゃんにもしてみましょう。
反応はまだありませんが、赤ちゃんはしっかりとお母さんやお父さん・周囲の人の声を聞いています。
生後3~5ヶ月

生後3ヶ月前後になると、寝返りしようと上半身を動かそうとします。
寝返りの兆候なので、赤ちゃんが寝返りできるように応援してあげたいですよね。
赤ちゃんが上半身を動かせるように、赤ちゃんの視界から外れた頭上で音を出してみて、「どーこだ?」と聞いてみましょう。
あやすと笑うようになる時期なので、赤ちゃんの身体をくすぐってみたり、ラッコのようにいつもと違う抱っこをしてみるのも良いですね。
生後6~8ヶ月

おもちゃに興味津々な時期。
音の鳴るボールを赤ちゃんに向かって転がしてみたり、「はい、どうぞ」と言って手渡してみましょう。
しっかりと受け取ってくれるようになったら、今度は両手を差し出して「ちょうだい」と言ってみましょう。
言葉と身振りが組み合わさることで、赤ちゃんに大人の要求が伝わりやすくなります。
うまく言えば、赤ちゃんがオモチャを手渡してくれるようになるかも!
お座りも徐々に安定してくる時期なので、赤ちゃんを座らせて太鼓のように色んな物を叩いてみるのも良いですね。
生後9~11ヶ月

ハイハイやずり這い、つたい歩きが始まって、赤ちゃんのイタズラが始まる時期。
赤ちゃんと遊ぶ時は、周囲に危険な物がないかしっかり確認しましょう!
身体の動きに合わせて音が加わると、ケラケラ声を上げて楽しんでくれることが多くなってきます。
赤ちゃんの動きに合わせて大人が声を当ててみたり、「いないいないばぁ」してみましょう。
赤ちゃんと一緒にハイハイをすることで、赤ちゃんがどのように見えているのか大人が知ることができます。
また、箱に手をかけて押すような動きをさせてみると、あんよの練習になります。
足腰がしっかりしたら、赤ちゃんの両手を持って家の中を歩いてお散歩してみましょう!
赤ちゃんの成長に応じてしっかり安全対策

ねんねの時期の赤ちゃんでも、あっという間に成長します。
赤ちゃんがまだ動かない時期でも、赤ちゃんの近くに危険なものはないか、手の届くところにないかを確認して安全対策をするようにしましょう。
<安全対策チェックポイント>
- コンセントは赤ちゃんが触ったり引っぱったりしないか
- 床や机の上に、赤ちゃんの口に入ったら困る物はないか
- 床は固くないか
- 壁や家具の角は、赤ちゃんがぶつかると危険ではないか
- 引き出しは引っぱり出されない作りか 等
まとめ
赤ちゃんの成長に応じた遊びや運動は、赤ちゃんの発育を促す良い刺激になります。
月齢 | 遊びや運動 |
---|---|
0~2ヶ月 | 顔を近づけて大人同士で離すように会話する |
3~5ヶ月 | 寝返りを促すように声や音を出す |
6~8ヶ月 | おもちゃを手渡したり、お座りの姿勢で太鼓を叩くように色んな物を叩く |
9~11ヶ月 | 赤ちゃんと一緒にハイハイしたり、ダンボールに手をかけて押すように促す。赤ちゃんの両手を持って歩かせてみる |
また、赤ちゃんの安全対策もしっかりと行なう必要があります。
赤ちゃんはあっと言う間に成長してしまうので、ねんねの時期から家中を赤ちゃん目線で見渡してみましょう。
安全な場所で赤ちゃんの成長に応じた遊びや運動をして、赤ちゃんの発育に良い刺激を与えてみてくださいね!