【体験談】帝王切開ってどんな感じ?傷跡が残りにくい処置方法は?

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さまざまな理由で自然分娩が困難なとき、帝王切開が選択されます。帝王切開はどのように行われるのでしょうか?あと処置の違いによる傷跡の残りやすさなど、帝王切開手術と傷跡についてまとめました。

帝王切開の切開方法はいろいろ!

手術

帝王切開には、お腹を縦に切る「縦切り」と、お腹を横に切る「横切り」の2種類に分けられます。

縦切りか横切りかは、産院や医師、前回の出産の経過によっても異なってきますが、多くは以下の場合が多いです。

帝王切開で縦に切る場合

緊急帝王切開に多い

緊急帝王切開はすぐに胎児を出さないと母体や胎児の命の危険に関わるという時に行われます。そのため、少しでも早く胎児を取り出せるよう時間のかからない「縦切り」が選択されます。縦切りはお腹の皮膚と腹膜を一度縦に切り、子宮を横に切ります。

切開部位はおヘソの下から10?程度を縦に切開します。横切りよりも傷跡が目立ちやすいとされています。

帝王切開で横に切る場合

予定帝王切開に多い

お腹のシワや下着で隠せることから、縦切りよりも傷跡が目立ちにくく、予定帝王切開の場合は「横切り」を選択されることが多いです。横切りは、お腹の皮膚を横に切ってから、腹膜を縦に切り、子宮を横に切ります。横→縦→横と切っていくので、縦切りに比べて時間がかかり、手術後の回復にも時間がかかる場合があります。

帝王切開の縫合の方法は?傷の残り方はどう違う?

外科医

子宮や腹膜は溶ける糸で縫い合わせていきますが、表面のお腹の皮膚はいくつかの縫合方法に分けられます。

糸で縫う場合

使われる糸は「通常の縫合糸」と「溶ける糸」の2種類にわかれます。

「通常の縫合糸」ですと強度が強く、しっかりとした縫合ができますが、抜糸の必要があります。抜糸の際、大きな傷みはありませんが、糸を切る時に傷が少し引っ張られて痛かったり、チクチクっとしたわずかな痛みが感じられます。また、痛みはわずかでも慣れたことではないので、痛みへの不安や恐怖感があります。抜糸は産後5?6日目の退院前に行うところが多いです。

「溶ける糸」の場合は、抜糸の必要はありません。だいたい約2ヶ月ほどで吸収されてしまいます。溶ける糸は通常の糸に比べると強度が弱く、糸の太さから細かく縫うことが難しく、傷口がくっつきづらかったり、溶けない糸で縫合した場合と比べて傷跡が残りやすいと言われています。

医療用ホッチキス(ステープラー)を使う場合

最近ではよく知られるようになった医療用ホッチキス(ステープラー)。文房具のホッチキスと同じように、皮膚と皮膚をパチンパチンとホッチキスで止めていき、傷を塞ぐ方法です。

ホッチキスだけで止める場合と、糸とホッチキスの両方を使用する場合があります。

医療用ホッチキスの場合、縫合が早く、抜糸と同じく抜鈎(ばっこう:針を抜くこと)を行う必要がありますが、これは簡単に行えます。抜鈎はチクッチクっと毛を抜くようなわずかな痛みで済み、負担もありません。また、手で縫うよりは均等に力が加わるため、引きつりなどがなく、糸で縫うよりも傷跡が残りにくいとされています。

医療用接着剤を使う場合

医療用接着剤は、透明なボンドのようなもので、皮膚と皮膚が広がらないよう固定します。接着剤は傷が治ると同時に自然と剥がれ落ちていくので、抜糸などの処置は必要ありません

溶けない糸と併用する場合もあります。強度の弱い溶けない糸も医療用接着剤と併用することで、よりしっかり縫合することができますし、抜糸や抜鈎がいらないので痛みなどの心配もありません。

医療用接着剤の場合、傷口が綺麗に治りやすく、水に濡れても大丈夫といったメリットがあります。 そのままシャワーを浴びても簡単には剥がれませんが、産後1ヶ月程たつと自然にポロポロ剥がれ落ちてきて、最終的にはきれいにとれてしまいます。

【体験談】1人目、2人目ともに帝王切開で産みました!

赤ちゃんの手

私の場合、1人目の出産は自然分娩の予定でした。しかし、出産直前に胎児の心拍が低下、子宮口はまだ開いていないということで、緊急に胎児を出す必要があり、緊急帝王切開を行うことになりました。

バタバタと準備が始まり、気づけば手術台の上。全身裸になり、まずは横向きにされ背中から麻酔をします。この時の注射がジク~っと一番痛かったです。あとは麻酔で痛みを感じませんからね。次に仰向けになり、尿の管(カテーテル)をいれ、お腹のあたりを消毒されます。と、同時につねったり氷を当てたりして麻酔が効いてるかチェックされます。麻酔で胸から下の感覚がすべてなくなりますが、胸から上は感覚があるので意識ははっきりしています。意識なんてなくして欲しいくらいに恐怖ですが、産声を聞いたり、産まれてすぐの赤ちゃんに会うために我慢です。

緊急帝王切開だったのでへその下から10cmほど縦に切開されました。そして医療用ホッチキスで縫合されました。その後は硬膜外麻酔という持続麻酔を背中に入った管から入れていたので大きな創部痛はありませんでした。硬膜外麻酔は3日ほど使用し、3日後医師に背中の管を抜いてもらいました。この時痛みはぎりぎり我慢できる程度ですが、起き上がり時や咳き込むとズキンと痛むのでつらかったです。

6日後抜鈎しました。少し緊張してましたが、思ったほどの痛みは全然なく、チクッチクッと毛を抜く程度の痛みというか刺激程度でした。

傷跡は徐々にきれいになっていきましたが、産後半年頃になると痒みがでてきて、だんだん傷跡が盛り上がったようになり、ケロイドができてしまいました。痒みは次第におさまり、見た目が少し目立つ以外は大きな問題はありませんでした。

1年半年後、2人目を出産しました。2人目は1人目を帝王切開で産んで期間が3年以内だったということで、以前の傷跡(皮膚がもろくなっている)から子宮が破裂する恐れがあるため、予定帝王切開での出産となりました。正期産に入って早めの38週での出産となりました。

予定帝王切開ですが、1人目の時と同じ箇所を縦に切開されました。この時、ケロイド化していた皮膚もきれいに切り取っていただきました。そして出産後の縫合。今回は予定の手術で時間もあったためか、溶ける糸医療用接着剤を使用しての縫合でした。抜糸や抜鈎のドキドキがなかったのでホッとしました。

先生の上手さもあるのでしょうが、傷跡は一人目の時よりきれい!医療用ホッチキスより糸の方が傷跡が残りにくいとされていますが、医療用接着剤を使用したためでしょうか?

1人目の時は無知でケロイド予防もしていなかったのですが、2人目の時には1ヶ月後から使えるシリコンテープを貼用することでケロイド防止を行っていきました。今のところ傷の盛り上がりや痒み、痛みなどは出ておらず傷はきれいなままですよ!

【体験談】帝王切開で残る傷跡を目立たなくしたい!レディケア(旧マムズケア)でのケロイドの予防方法とは?

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