妊娠を望んでいる方は、生理が遅れると嬉しくなりますよね。
逆にまだ妊娠を考えていない人は、不安に感じることも・・・・。
妊娠すると「つわり」の症状が起こるようになります。
つわりと聞くと吐き戻しや過度の睡眠などを思い浮かべますが、決してその限りではないんですよ!
今回は、妊娠の初期症状と妊娠を判別する方法をご紹介いたします。
妊娠初期症状とは
妊娠すると吐き気や頭痛などに悩まされるようになります。
これは、諸説ありますが妊娠に伴いホルモンが変化しているためと考えられます。
では、妊娠が分かる妊娠3~5週頃に現れる妊娠初期症状とはどのような症状なのでしょうか。
微量の出血

生理予定日の少し前に、微量の出血を起こす場合があります。
これは、「着床出血」と呼ばれるもので、受精した卵子が子宮壁に到着する時期に出血するものです。
色は茶色ぽい物からピンク色の物まで個人差があります。
普段、不正出血しない人が生理前に微量の出血を起こしたら、着床出血かもしれません。
胸が張る・痛みを感じる
胸の張りは生理前の症状としても見られます。
決定的な違いは、胸の張りが生理予定日を数日~1週間過ぎても現れている場合は、妊娠の可能性があります。
これは、妊娠に伴うホルモンの変化で起こる症状で、妊娠期間を通して胸の張りを感じるようになります。
妊娠後期に差し掛かると母乳の生成が始まるため、乳首の色が黒っぽくなったり、シミやぶつぶつが出来る人もいます。
吐き気がする・気持ち悪い

「つわり」と聞けば、多くの人が思いつくのが吐き気や気持ち悪さです。
性交から1週間くらい経過した頃から、特別食べ過ぎたわけでもないのに何だかムカムカと気持ちわるかったり、食欲が落ちたという人は、つわりによる吐き気かもしれません。
早ければ、つわりは妊娠が発覚した頃の妊娠4週目から現れます。
横になっても、テレビを見ていても、何をしていても吐き気や乗り物酔いのような気持ち悪さを感じます。
逆に、妊娠期間中吐き気や気持ち悪さを一切感じない人もいます。
全ての妊婦が吐き気や気持ち悪さを感じるわけではないんですね。
尾てい骨や腰に痛みを感じる

生理予定日前後ぐらいになると、腰の痛みや尾てい骨に痛みを感じることがあります。
これは、「リラキシン」というホルモンの影響で、赤ちゃんがお腹の中で成長できるように、骨盤の間接や人体を緩めているんです。
妊娠中期~後期になると、今度は腰痛に悩まされる人が多くなります。
これは、お腹が大きくなる事で腰を反るようになるため、腰に負担がかかるようになるためです。
生理前にもこのホルモンは分泌さるため、生理前の腰の痛さなのか、妊娠による痛みなのか判別するのは難しくなります。
妊娠を判断する3つの方法
生理が遅れていたり、生理前にいつもは感じないつわりのような症状を感じた時は、自然に妊娠の二文字が頭に浮かびます。
この時、どのような方法で妊娠を判断すれば良いのでしょうか。
妊娠検査薬

ドラッグストアや薬局で手軽に購入できる妊娠検査薬は、精度が高く信用性も高いことで知られています。
1回用と2回用が販売されていますが、薄く陽性反応が出たりした際に再検査する用として、ここは2回用の購入をおすすめします。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B005UJ0T52″ title=”【第2類医薬品】ドゥーテスト・hCG 妊娠検査薬 2回用”]- 一般的な妊娠検査薬・・・生理予定日1週間後から検査可能
- 早期妊娠検査薬・・・生理予定日当日から検査可能
早期妊娠検査薬は、薬剤師の説明を受けないと購入することができません。
特別なことは聞かれたり、説明されたりしませんが、妊娠検査薬を購入するのに誰かに見せなければいけないということが覚えておきましょう。
基礎体温表

妊娠を希望している人は、日常的に基礎体温を計測している人が多いと思います。
この基礎体温では、排卵日から生理予定日の前日あるいは当日まで体温が高い「高温期」を正確に知ることができます。
高温期は妊娠すると長く、体温が通常より高くなることが多いため、高温期が14日以上継続している場合は、妊娠の可能性があります。
生理予定日の超過日数

妊娠すると、尿中に「hCG」と呼ばれるホルモンが検出されます。
このホルモンが妊娠検査薬に反応することで、妊娠の有無が分かる仕組みです。
一般的な妊娠検査薬は、hCGの感度が50mlU/ml以上。
早期妊娠検査薬は、hCGの感度が25mlU/ml以上となっています。
hCGは排卵日から9日程度で検出され始め、生理予定日1週間経過すると、尿中の濃度が50mlU/mlに達します。
そのため、生理予定日から1週間生理が来なければ、まずは妊娠検査薬を試すようにしましょう。
まとめ
妊娠すると、妊娠初期症状呼ばれるつわり症状が現れます。
これは、妊娠に伴いホルモンが変化することで起こると考えられています。
<妊娠初期症状>
- 微量の出血
- 吐き気や気持ち悪さを感じる
- 尾てい骨や腰に痛みを感じる 等
「妊娠したかな?」と思ったら、まずは生理予定日を確認してみましょう。
生理予定日から1週間超過していれば、妊娠の可能性があります。
また、いつもの生理前と違う感じがした際は、早くつわりを感じているのかもしれません。
市販の妊娠検査薬は、生理予定日1週間前から使用できるものと、生理予定日当日から使用できるものと2種類あります。
自身の体調と相談して、適切な方を選んでみてくださいね!