赤ちゃんがタバコやおもちゃを飲み込んじゃった!知っておきたい対処法【体験談あり】

かぶりつく赤ちゃん
広告

タバコやおもちゃなど、赤ちゃんが誤飲しやすい物にランキングがあるのをご存知ですか?

1位はタバコ。
2位は医薬品。
3位は金属製品です。

これらを誤飲した際は、どのような症状が起こるのでしょうか。
また、誤飲した際の対処法も気になりますよね。

今回は、誤飲事故の統計と併せて、誤飲した際の対処法をご紹介いたします。

※赤ちゃんが異物を誤飲した際に、どうしたら良いのか判断がつかない場合は「#8000」に電話して指示を仰ぐようにしましょう。

タバコは子供の誤飲事故ランキング1位!

厚生労働省 平成26年度 家庭用品に係る健康被害病院モニター報告より引用

厚生労働省が発表した「平成26年度 家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」によると、平成26年度の誤飲事故で最も多かったのが、72件のタバコでした。

次いで医薬品が2位、ファスナーやおもちゃなどの金属製品が3位となっています。タバコの誤飲は、ほぼ毎年1位になるくらい多く発生しています。

危険なものだからこそ注意して高いところに置いたつもりでも、「ここなら手が届かないだろう」等の保護者の気の緩みから発生することが多くあります。

子供はありとあらゆる手段で興味を抱いたものを手にしようとします。大人の気の緩みは最悪、命に関わる重大な事故に繋がるんです。

生後6~17ヶ月頃の誤飲事故に要注意!

厚生労働省 平成26年度 家庭用品に係る健康被害病院モニター報告より引用

生後6~12ヶ月に誤飲事故が最も多く発生することが、上記の図を見るとわかります。

生後6~12ヶ月は、手に触れた物を何でも口に入れて確かめようとしてしまう時期です。また、ずり這いやハイハイ・つかまり立ち・つたい歩きなどで行動範囲が広がってくる時期でもあります。

タバコの管理だけでなく、赤ちゃんにとって危険なものは手の届かない場所に置くようにし、本当に赤ちゃんに届かない場所か考えて収納するようにしましょう。

誤飲してすぐの対応はどうすればいい!?応急処置はすぐ行うこと!

かぶりつく赤ちゃん

ふと気づくと咳き込んでいたり、呼吸が苦しそう!

何か変なものを飲み込んでしまったようだという時、口の中にまだ残っているか、顔色はどうか、機嫌はどうかをみてください。

【まだ口の中に物が残っていそうな時】

  • まず、口の中にあるものは指でかき出してください
  • 奥、のどの方に詰まっていそうな時は無理にかき出さない。指で奥に押し込んでしまう危険性があります
  • 赤ちゃんをうつぶせ、または足をもって逆さまにし、背中を叩いて吐き出させます

【飲み込んでしまった時】

  • 尖ったものや、刺激性のある液体は無理に吐かせない!食道を傷つける危険があります
  • 吐かせてもよい物であれば、両頬を指ではさみ、舌の付け根を指で強く抑えると「おえっ」と吐き出せることもあります

【飲み込んだものが分からない、吐き出せない、危険なものを飲んだ時】

  • 飲み込んだものが紙きれや、刺激性のない小さな固形物である時は便として排出されますので、赤ちゃんが苦しそうであったり機嫌が良ければそのまま数日様子をみましょう。弁に混ざってないか、便の観察をしていくとよいでしょう。
  • それ以外の場合は、病院受診をしましょう。とくに、刺激性のあるもの、有毒なものを誤飲した場合はすぐに病院受診をしましょう。

誤飲すると危険なものはタバコ・電池など!病院受診した方がよいものは?

たばこ

以下のものは誤飲すると重篤な症状を起こす危険性があります。誤飲したかなと思ったらすぐに病院を受診しましょう。

  • タバコ、灰皿の水
  • 電池(ボタン電池などは小さく誤飲しやすいので注意が必要!)
  • 磁石
  • 大人の薬
  • 針、画鋲、ピアスなど先が尖ったもの
  • 灯油、ガソリン
  • 洗剤(中性以外)
  • アルコール
  • 防虫剤
  • マニキュア、除光液
  • 香水
  • ホウ酸団子
  • 水で膨らむビーズなど

上記以外にも、毒性や刺激性のありそうなものを飲み込んだ場合はすぐに病院受診をしてください。

無害そうなものでも、固形物であれば消化管に癒着し、消化障害や炎症を起こす危険性もあります。安全か危険か分からない場合も、一度病院に相談した方がよいでしょう。

折り紙や新聞紙、チラシなどの紙きれであれば、体に害はなく、便と一緒に排泄されます

タバコやおもちゃを誤飲した時の対処方法!すぐに吐かせて病院へ!

赤ちゃんは生後6~17ヶ月頃に最も誤飲事故が多く、タバコや医薬品・金属製品を飲み込んでしまうことが多くあります。

誤飲の原因として最も多かった、タバコ・医薬品・金属製品などのおもちゃの3つを誤飲してしまった時の対処法をさらに詳しく紹介していきます。

タバコを誤飲してしまった場合

タバコに含まれるニコチンは有毒成分です。
ニコチンの致死量は成人の場合は40~60mg、乳幼児の倍は10~20mgと毒性が高くなっています。

タバコ1本のニコチン含有量は、乳幼児の致死量に匹敵するため、喫煙者の居る家庭では厳重にタバコを保管する必要があります。

タバコを2cm以上誤飲した際の対処法

  • タバコの葉の部分を2cm以上誤飲してしまった際は、可能な限り吐かせて病院へ直ぐに向かいます
  • 消化器官で吸収されるのを防ぐため、水や牛乳などは絶対に飲ませないでください
  • 水分を飲ませてから吐かせるのもNG!(吐かせる際に気管に入り込み、肺炎などの合併症を引き起こすことがあります)

ペットボトルや缶に水を溜めて灰皿にしていた場合は、タバコをそのまま誤飲するよりも危険です。

水に溶け出したニコチンは、いわばニコチンジュース。
簡単に致死量を摂取できてしまいます。

タバコが浸かった水を飲んでしまった時の対処法

ニコチンの摂取量によっては緊急度の高いケースです。

  • すぐに病院に向かいます
  • 病院に向かう間に、電話でタバコの使った水分を誤飲したことを伝えておくと、診察がスムーズにいきます
  • 既に中毒症状が出ている場合は、救急車を呼びます。

タバコの誤飲による中毒症状は以下の通りです。

  • めまい
  • 発汗
  • 瞳孔が過度に収縮する
  • 昏睡(意識がない・反応しない)
  • けいれん発作
  • 吐き気・嘔吐
  • 腹痛・下痢
  • 錯乱・興奮
  • 顔面蒼白
  • 呼吸筋痙攣

医薬品を誤飲してしまった場合の対処方法はまず専門機関に電話!

薬を毎日飲み続ける必要がある人や、子どもの手の届くところに薬を保管している場合は、誤飲事故のリスクが高まります。

錠剤の梱包シートは子供でも簡単に開封できてしまいますし、錠剤のシートごと飲み込んでしまうというケースもあります。

また、甘いシロップタイプの薬の場合は、美味しくて必要以上の量を摂取してしまう可能性があります。

<子供が医薬品を誤飲してしまった時の対処法>

医薬品の誤飲に気づいたら、以下の専門機関に電話して相談します。

厚生労働省 小児救急電話相談
全国共通短縮番号:#8000

公益財団法人 日本中毒情報センター 中毒110番
大阪:072-727-2499(365日24時間対応)
つくば:029-852-9999(365日対応9時~21時まで)

医薬品によっては水分を飲ませたほうが良い場合や、飲ませてはいけない場合など異なります。

そのため、医薬品を誤飲してしまった場合は、ネットで得た情報を元に対処するのではなく、前述した専門機関に電話して指示を仰ぐようにしましょう。

おもちゃや金属製品を誤飲してしまった場合の対処方法!吐かせるか、尖ったものであればすぐ病院受診!

おもちゃと子ども

金属製品と一言に言ってもその種類は多くあります。
金属製品は光ることから、赤ちゃんの興味を引きやすいので注意が必要です。

  • ヘアピンやヘアクリップ
  • 釘・画鋲・針
  • ボタン電池

金属は体内で消化されませんが、胃酸で腐食して有害な物質が体内で溶け出すことがあります。

また、硬貨などの小さくて丸い物は腸壁の隙間にはまると、腸ねん転のような症状を起こす可能性もあります。

ボタン電池の場合は、胃酸でアルカリ性物質が染み出し、科学ヤケドを引き起こす危険性があります。科学ヤケドを引き起こすまでの時間は、誤飲から僅か20分程度です。

<金属製品を誤飲した際の対処法>

  • 金属製品を誤飲した際は、基本的には吐かせます
  • 針や釘・画鋲などの尖ったものの場合は、無理に吐かせると器官を傷つける恐れがあるため直ぐに小児科を受診します。
  • 受診すべきか判断がつかない場合は、#8000に電話をして指示を仰ぎます。必用に応じて病院の紹介や、救急車の手配を行なってくれます。

【体験談】子どもが耳栓を飲み込んだ!?その時の対処方法は?

プラレールにかじりつく赤ちゃん

我が家でも誤飲事故が起こりました。息子が8ヶ月くらいの時です。

はじめに、一人遊びをしていた息子が急に「ケホ、ケホッ」と咳き込み始めました。呼吸がおかしく、苦しそうだったので、すぐに「何か異物を飲み込んでしまったのでは!?」と感じました。

口の中に手を入れましたが何もなく、喉の奥に少しやわらかい何かが触れました。体を逆さまにして背中を叩いたりすると「おえっ」と唾液のような嘔吐はありましたが異物は出てきません。

しばらくすると喉に詰まっていた物ごと飲み込んでしまったようで、呼吸が楽になったようで、笑い出す息子。

付近にとがったものや有毒な危険物はおいておらず、おそらく「耳栓」か「ティッシュ」を飲み込んだのだろうと思います。しばらく様子をみましたが息子はご機嫌で、体調を崩すこともなく経過しました。

危険物ではなかったのですが、その時は本当に恐ろしくて心配でたまりませんでした。怪我や病気だけでなく、誤飲にも十分注意をしていく必要があると改めて感じた出来事でした。

まとめ

誤飲事故は生後6~17ヶ月に最も多く起こります。
誤飲事故ランキング上位3つは、タバコ・医薬品・金属製品です。

<誤飲した際の対処法まとめ>

  • タバコを誤飲した → 病院にすぐ向かう
  • 医薬品を誤飲した → 専門機関に電話して指示を仰ぐ
  • 金属を誤飲した → 吐かせる。病院を受診する。

赤ちゃんが異物を誤飲した際に、どうしたら良いのか判断がつかない場合は「#8000」に電話して指示を仰ぐようにしましょう。

現役の看護師や医師が、適切な指示をしてくれます。場合によっては、病院の紹介や救急車の手配も行なってくれます。

誤飲した時は一刻も早い判断が必要となるため、「様子を見よう」ではなく専門機関に相談するようにしましょう。

この記事が気に入ったら
いいね ! をお願いします

広告
広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。