実は男性にも妊活は必要だった!精液検査と男性の妊活ポイントは?

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「不妊症」と聞くと、残念ながら女性に原因があると思っている人が多いんです。
しかし、不妊症の40%は男性が原因ということが分かっています。

病院で精液検査を受けると、無自覚の内に感染した性病を発見できる以外に、精子の質を詳しく調べることが出来ます。

「赤ちゃんが欲しい」と少しでも思ったら、女性だけでなく、男性も妊活を始めてみましょう!

今回は、男性にも必要な妊活について、お話させていただきます。

男性の妊活への第一歩 精液検査を受けてみよう

 近年、ライフスタイルの変化にとって、女性は晩婚化の傾向にあります。
それと共に、平均出産年齢も高くなってきているため、将来的に子供を望む女性が、自分が妊娠出来る体なのか病院で検査を受ける人も少なくありません。

 不妊と聞くと、女性に問題があると思われますが、実は「不妊症の40%は男性側の原因」だということが分かっています。
しかし、検査を受ける大半は女性ばかりなのです。
 男性にも、病院で検査を受ける必要があるのですが、なかなか重い腰が上がらない人も多いと思います。

そこで、男性が病院で検査を受けるべき理由を一緒に見ていきましょう。

 無自覚の内に感染した性病を発見できる

 例えば、男性には精巣で作られた、精子が通過する「副睾丸」と呼ばれる器官があります。
この副睾丸内部で、淋病やクラミジアなどによる、尿道炎などの合併症が起こり、炎症で精子の通過する道が閉鎖されてしまうことがあります。
これにより無精子症となり、不妊の原因になります。

性病になれば痒みや炎症などで、感染と発症を知ることが出来ると思っている男性が多いのですが、男性でも女性と同じように、無自覚で性病に感染し、発症してしまっていることがあります。

結婚や夫婦で妊娠を望むタイミングで、病院で精液検査を行って、初めて性病感染が発覚することも少なくないんです。

妊娠可能な精子か詳しく調べることが出来る

 精液は、98%の分泌液と2%の精子で出来ています。
この精液は、妊娠するのに十分な量の精子を保有しているのか。
そしてその精子は、妊娠できる運動量なのかを、病院で検査を行うことで知ることが出来るんです。

精液の量は基準量が決まっており、病院によって多少の誤差がありますが、1.5ml~2mlが正常な基準となります。
この数値を下回ると、精液の量が妊娠するのには足りない、「精液減少症」と呼ばれる不妊症の原因だと分かります。

精液の中の総精子数は、健康な男性の場合は3900万個以上と基準が設けられています。
この数値に満たない場合は、「乏精子症」と呼ばれる不妊の原因というのが分かるんですね。

さらに、妊娠するのに最も重要と言われているのは、精子の運動率です。
精液の量が少なく、精子の数が足りなくても、1匹でも元気な精子が居れば妊娠の可能性は十分あるんです。

この精子の運動率は、日本産婦人科学会が定めた基準値で、「運動精子」が50%以上。
不活発ながらも直進する精子のことを指す、「前進運動精子」が25%以上としています。
この運動率が32%未満の場合は、「精子無力症」と診断され、不妊の原因だということが分かります。

この他にも、精子の奇形率や精子の生存率など、精子を詳しく調べることが出来るんです。

男性が妊活するポイント

 精液検査を受けて問題があった人も、無かった人も、赤ちゃんを望む以上、妊娠しやすい精子を作るために、精子に優しい生活を心がける必要があります。

 射精で放出される数億個の精子のうち、卵子の近くへ生きて辿り着けるのは100個程度しかありません。
その100個のうちから、1つだけ優れた精子が卵子の中へ入っていけるんです。
精子の数や精子の運動率は、妊娠する上でとても重要なことと言えます。

赤ちゃんを望むなら女性だけでなく、男性も“妊活”を始める必要があります。
それでは、日々の生活にどのようなことに気をつけて妊活を行えば良いのでしょうか。

タバコをやめる

もしあなたが喫煙者なら、妊活を始める前にタバコをやめる必要があります。
タバコに含まれる化学物質は、体内のDNAに損傷を与えることが分かっています。

仮に妊娠することが出来て、赤ちゃんが産まれても、あなたがタバコを吸っていることで、赤ちゃんが小児喘息を発症する可能性があります。

赤ちゃんを望むなら、まずはタバコをやめてみましょう。

下腹部を暖めすぎない

 「男性が高熱を出すと精子が死滅する」と、聞いたことがありますよね。
精子は熱に弱いため、質の良い精子を作るためには下腹部や睾丸を暖めすぎないことが重要になります。

高温の環境下に長時間過ごすサウナは、短時間で済ますようにするか、頻度を減らします。
通気性の悪いブリーフより、通気性の良いトランクスにしましょう。
膝の上にノートパソコンを置いて、下腹部を暖めるのは、精巣近くに強い熱が加わるため、避けましょう。

葉酸や亜鉛のサプリメントを飲む

葉酸と合わせて亜鉛は、精巣で精子を作るためには欠かせない栄養素です。
実は、精液の中のも沢山含まれているんです。

亜鉛は、精子の生成を促して質を高める働きがあります。
静止を作る精巣は、男性ホルモンである「テストステロン」を生産させる場所でもあります。
亜鉛は、精子の生成を促す以外に、男性ホルモンを活発にさせる力もあります。

亜鉛は勃起力を高めたり、精液の量を増やしたいと感じている男性に、オススメの栄養素です。

葉酸も亜鉛も同時に摂取するならベルタ葉酸サプリがおすすめです

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まとめ

 近年の晩婚化で、平均出産年齢が高くなっていることから、女性が病院で妊娠出来る体なのか検査を受ける人が増加しています。
不妊と聞くと、女性にばかり原因があるように思われますが、実は不妊症の原因の40%男性側なんです。
女性だけでなく、男性も病院で検査を受け、妊活に取り込むことが必要なんですね!

病院では、無自覚の性病を発見出来る以外に、精液の量や精子の数と運動率を調べることが出来ます。
自分では気づけないことなので、是非男性も病院で検査を受けてみてください。

そして、日々の生活では精子に優しい生活を心がけることで、精子の質を高めることが出来ます。
禁煙し、下腹部を暖めないように気をつけること意外に、亜鉛サプリメントを摂取することで、より精子の質を高めることが出来るんです。

赤ちゃんが欲しいと感じたら、まずは自分の精子のことを知ることから始めましょう。

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