混合栄養(母乳+粉ミルク)の方法は?メリット・デメリットは?

ミルクを飲む赤ちゃん
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「混合栄養」という言葉をご存知でしょうか?これは、母乳と粉ミルクの両方を使用していく授乳方法のことをいいます。

混合栄養はどういった時に行うの?

哺乳瓶で授乳するママ

混合栄養は以下の様なときにすすめられます。

  • 赤ちゃんにとって母乳の量が不足していて体重の増えが悪い場合
  • 赤ちゃんのおっぱいを吸う力が弱く、十分なおっぱいが吸えていない場合
  • ママの母乳の分泌が少ない場合
  • 乳房や乳首のトラブルで痛みなどがあり、一時的に休ませる場合
  • お母さんが母乳だけの育児に負担を感じている場合

このような時に、母乳だけでなく粉ミルクを足して赤ちゃんの栄養を補っていきます。混合授乳は母乳と粉ミルクを併用していくため、それぞれのメリットを活かしながら授乳を行うことができます。

混合授乳のメリット

混合栄養には以下のようなメリットがあります。

  • 母乳で免疫獲得を、ミルクで栄養をしっかり補充できる。
  • 飲んでいるミルクの量が把握しやすい
  • 母乳が出ないストレスや授乳の疲労が少なく、ママの精神的な安定につながる。
  • ミルクにも慣れているため、ほかの人にも預かってもらいやすい
  • 赤ちゃんとスキンシップがとれる。
  • 粉ミルクだと授乳間隔があくため、お母さんが自分の時間を持つことができる。
  • 粉ミルクで授乳間隔をあけたり、添い寝しながら母乳をあげたりと楽な方法を選べるため夜間の授乳が楽になる。
  • 外出の際、人前では哺乳瓶で粉ミルクを、用意がないときやすぐに授乳したいときには母乳を与えることができる。
  • 哺乳瓶をうまく使っていくことで、卒乳・断乳もしやすい。

母乳と粉ミルクのそれぞれの利点を活かして、時と場所、自分のライフスタイルに合わせた授乳を行うことができます。

混合栄養のデメリット

  • 飲む量が明らかになるので、飲みが少ないと不安になることもある。
  • 母乳よりミルクをたくさん飲むようになることもある。
  • 母乳と粉ミルクのバランスが難しくて、どうあげていいか迷うことがある。
  • おっぱいを吸う回数が減り、母乳がでなくなってしまう場合がある。
  • 外出時に粉ミルク用の哺乳瓶など荷物が増える。
  • コスト(ミルク代など)がかかる。

混合栄養にもデメリットはありますが、母乳と粉ミルクの頻度をそれぞれ調整していけば、母乳と粉ミルク両方の利点を活かした授乳が可能になります。

母乳不足を知る目安

赤ちゃんとお母さん
  • 20分以上乳房に吸い付いても、赤ちゃんが不満足そうにしている。
  • 母乳を飲んだ後、30分くらいしか時間がたっていないのに飲みたがることが多い。
  • 1週間に一度体重をはかってみて、生後2?3か月で一日平均の増加量が15g以下
  • おしっこの回数が少ない。(1日7回以下)
  • 便の回数・量が少ない。(母乳のみの場合排便は少量ずつ1日10回することもある)

母乳は出ているが、母乳が不足しているのか?混合育児がよいのか?と迷っているという方は、おしっこや便の回数、体重などを目安に一度病院や市の保健師さんに相談してみるといいでしょう。

母乳とミルクの与え方

哺乳瓶

混合授乳の方法は以下の2通りの方法があります。

  1. 母乳+ミルク:母乳量が少ないとき、一回母乳を与えたあとに足りない分をミルクで補います。
  2. 母乳のみorミルクのみ:時と場合に合わせて今回は母乳のみ、今回はミルクのみとする方法。

1の場合、補充するミルクの量の目安は退院?1ヵ月くらいまでは40?80ml程度とされています。吐き戻しが多いときはミルクの量が多い可能性があるので調整していってください。

1ヵ月以降ではお母さんの母乳の出や赤ちゃんの体重などに個人差が大きく影響するため、助産師さんに相談するようにしましょう。

混合授乳で気を付けたいこと

  • よく耳にする混合授乳の方法で、寝る前に粉ミルクでたっぷりミルクを与えてぐっすり寝てもらうという方法があります。これはお母さんの夜間の負担軽減になりますが、夜は母乳が多く生産される時間とされており、たくさん作り出す夜に授乳しないと身体が不要なものと判断し、母乳の生産をやめてしまいます。また、おっぱいを吸ってもらうことで母乳は出やすくなるので、混合授乳を長く続けていくためには、まずは赤ちゃんに左右のおっぱいを吸ってもらい、そのあとミルクを足していくという方法をとる方がよいでしょう。
  • 粉ミルクの間隔は3時間とし、その間で欲しがるときは母乳を与えるようにしましょう。

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