年末年始などのイベント時には小児科医が休診することはあります。そんな時に事前に用意しておくだけで急な赤ちゃんの病気なども安心して過ごせますよね。

■目次
1.かかりつけ医の休診日程を確認
一番最初はやはりいつからいつまで休みなのかを確認しておくことが大事です。また緊急の場合には対応可能なのか、電話での対応は可能なのかを調べておくことも大事です。
対応可能な日時などが分かったらメモしておきましょう、必要になったらまた調べればいいや!と思っておくとイザという時は焦ってしまって対応が遅れてしまいます。
休診日中に起こったアクシデントの対応策として周辺の他小児科が診察を行っているかも確認しておくとより安心です。
2.移動先の休日医療体制を調べる
年末年始やGWには実家などに帰省や旅行で出掛けている事があります。そんな出先での病気も考えられるので出先の医療期間を調べておきましょう。
調べ方
- かかりつけ医に相談
- 住んでいる地域や外出先の保健福祉センターに問い合わせる
- 住んでいる地域や外出先の医師会HPを確認
- 住んでいる地域の市区町村発行の広報誌を見る
3.治療中の病気や持病がある場合には受診しておく
治療中の病気持病があれば、休診前に相談しておきましょう。また、急な発熱に備えて、熱型表(体温の変化が分かる折れ線グラフの記入シート)を用意しておくと◎です。熱型表はかかりつけ医に相談してみましょう、頂けるかもしれません。
病気などの体調管理を行う上でスマートフォンのアプリを使うのも効果的です。病気メモと言う便利なアプリがあるのでこちらを使用するのもいいかもしれません、価格は無料です。
『病気メモ』? ?? こどもの症状を記録してお医者さんに見せましょう
※iOS専用です、android版は無いようです。
4.具合が悪くなった時のシミュレーションをしておく
準備の一つとして病気の対応をシミュレーションしておく事も大事です。私は大丈夫と思っていても急に赤ちゃんの容体がおかしくなった時はみんなパニックになってしまいます。急を要する症状の場合には慌てずに救急車を呼びましょう。
救急車の呼び方・手順
- 局番なしで119番にダイヤルする
- 「火事ですか?救急ですか?」と聞かれるので「救急です」と伝える
- 住所・名前(赤ちゃんの名前も)・赤ちゃんの月齢・連絡のつく電話番号・今いる場所の近くの目印となる建物を伝える
- 赤ちゃんの症状を伝え、救急車の到着を待つ
赤ちゃんの症状確認
- 痙攣(けいれん)を起こしていないか
- 下痢や嘔吐を伴い、泣いても涙が出ない状態でないか
- 3ヶ月未満で38度、3ヶ月以上で40度の熱が出ていないか
- 嘔吐を繰り返していないか
- 緑のもの(胆汁)を吐いたり、お腹がかたくなっていないか
- 異物を飲み込んでいないか、呼吸がおかしくないか
赤ちゃんの症状に異常が見られたらお医者さんに見てもらいましょう。
もし受診するべきかしないべきかで悩んだ時には
#8000に電話をしましょう。(小児救急電話相談ダイヤル)
ONLINE QQこどもの救急も参考に見てください。