赤ちゃんに人気の「いないいないばぁ」が効くのはいつから?効果はあるの?

笑顔の赤ちゃん
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赤ちゃんをあやす方法として、よく思い浮かぶのが「いないいないばぁ」です。

でもなんで赤ちゃんはこの単純な「いないいないばぁ」で喜ぶのか不思議じゃないですか?

どうして赤ちゃんが喜ぶのか、どのくらいの月齢の赤ちゃんに効果があるのか、詳しくお伝えしたいと思います。

「いないいないばぁ」とは?

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「いないいないばぁ」とは、赤ちゃんの目の前で自分の顔を両手で覆うようにして隠して「いないいない?」と言い、「ばぁ!」と言いながら両手を広げ赤ちゃんに顔を見せる動作のことをいいます。

これは赤ちゃんをあやす時によく行います。

「いないいないばぁ」はいつから効果がある?

いないいないばぁはいつから効果があるのでしょうか?

  • 個人差はあるが、生後6か月以降の赤ちゃんになると「いないいないばぁ」で喜ぶ
  • 「いないいないばぁ」で反応がない子、喜ばない子もいるが異常があるわけではない
  • 自我が芽生え、「自分」と「他者」の区別がつくようになってから反応する
  • 記憶力が発達してきてから反応する

なぜ「いないいないばあ」で喜ぶの?

赤ちゃんがいないいないばぁで喜ぶのはなぜでしょうか?

生後6か月頃になると、自我の発達にともない赤ちゃんは「自分」と「他者」を区別できるようになります

しかし、まだまだ未熟な赤ちゃんは、手で顔を隠すだけで“目の前の「他者」いなくなった”と思ってしまいます。そして、記憶力が発達してきた赤ちゃんは、いなくなったり現れたりを繰り返すと、また出てくることを予期できるようになります。

赤ちゃんは、予期した通りに再び「他者」と再会できることに喜びや興奮を感じます。

いないいないばあをしても反応をしない子は大丈夫?

笑わない理由(個人差)

実際に育児をされている方、特に2人目以降の赤ちゃんのママやパパは実感していると思いますが赤ちゃんの成長は個人差が凄いですね

生後8ヶ月ぐらいから「たっち」「つかまり歩き」をする子や1歳前からあるき出す子までいますよね

また、ワーキングメモリーの身につけ方も個人差があるので、生後6ヶ月頃にいないいないばあを理解する赤ちゃんもいれば、生後10ヶ月前後になって理解する赤ちゃんもいるものです。

いずれも個人差によるものなので、無理に笑わせようとせず、赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう。

笑わない理由(自閉症(疑い))

自閉症の子供の生活歴を見てみると、赤ちゃんの頃にいないいないばあを見ても笑わないことが多いものです。

ただし、自閉症と診断されるのは生後3歳以降が一般的で、赤ちゃんのうちに診断がつくことはほぼありません。

また、自閉症の場合、いないいないばあで笑わないだけでなく、人見知りをしない、後追いがない、視線が合わない、真似をしないといった複数の症状があるものなので、心配しすぎないようにしてください。

気になる場合は、早めに小児科の医師に相談してみると良いでしょう。

自我のめばえを促すために

「いないいないばぁ」で喜ぶためには、自我がめばえ、「自分」と「他者」が区別できるようになることが必要です。

自我のめばえを促すには、“鏡”を使うとよいでしょう。鏡に映る自分とそれ以外の人や物を通して「自我」を認識できます。

赤ちゃんの発達のために

「いないいないばぁ」で喜ぶということは、赤ちゃんの短期記憶力、想像力、予測力、期待する気持ちなどの発達を意味します。

「いないいないばぁ」は赤ちゃんをあやす効果だけでなく、赤ちゃんの認知機能の発達を促す効果もあるのです。 生後6か月頃になったら、鏡遊びや「いないいないばぁ」で親子のコミュニケーションをはかりながら、赤ちゃんの自我のめばえを促したり、認知機能の発達を促すようなかかわりをしてみてはいかがでしょうか?

絵本を使うことも一つの方法です。こちらの「いないいないばぁ」は大人気の絵本です。とっても分かりやすく可愛い絵本なので、赤ちゃんも理解しやすいのでしょうね。

[wpap service=”with” type=”detail” id=”403131020X” title=”いないいないばああそび (あかちゃんのあそびえほん)”]

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