赤ちゃんが呼吸が苦しそうにしていませんか?赤ちゃんだって鼻づまりはします。けれど赤ちゃんは自分で鼻をかむことも鼻掃除をすることもできません。どうやって鼻掃除をしていけばいいのでしょう?
今回はそんな赤ちゃんの鼻水や鼻づまりに関する情報を紹介します。
■目次
赤ちゃんの鼻づまりってどんなもの?
赤ちゃんは鼻腔(鼻の中)が狭いため、鼻水やカスが溜まりやすく排出しにくく、よく鼻が詰まります。
また、鼻の粘膜が敏感なため、空気の乾燥や気温の変化という些細な刺激ですぐに鼻水が出てきて、それが固まり鼻くそになります。 よって、大抵の鼻づまりは異常ではなく、よくあることなのです。とくに風邪をひいてなくても鼻水は出ます。赤ちゃんが苦しそうでなければ無理に鼻掃除をしなくても問題はありません。
赤ちゃんの機嫌がいいときに取れそうであったら取るというくらいでよいでしょう。
鼻づまりで病気などが心配されるのは以下の場合です。症状をみて、心配な時は病院を受診しましょう。鼻水が黄色や緑色の時は菌に感染している可能性があります。
- 風邪:鼻水の量が多い。その他くしゃみや熱がないか。
- 副鼻腔炎(生後6か月で発症):口呼吸、湿性咳嗽がある。鼻水の色が黄色・緑色。
- アレルギー性鼻炎:ハウスダストや花粉の可能性。動物に接触した。
赤ちゃんの鼻掃除はどんなときにする?
まず第一に鼻掃除のし過ぎは鼻を傷つける可能性があるのでやめましょう。その上でどんな時にやるのかこちらを御覧ください。
- 鼻づまりがひどく、赤ちゃんが呼吸しづらそうな時
- 口呼吸になっていて赤ちゃんがつらそうな時
- 鼻の入口周囲の目に見えるところに鼻くそが付着している時
- お風呂上りなどにすると、汚れがふやけていてとりやすい
- 覚醒時は嫌がる子が多いため、寝ているときなどに行う
赤ちゃんの鼻掃除の方法
綿棒でとる
- 赤ちゃん用の小さいものでもよいですが、大人用の太めのものの方が鼻腔内に密着して素早く鼻くそをかき出すことができます。
- 赤ちゃんの頭が動かないよう片手で支え、もう片方の手で綿棒を持ち、先端だけを入れ、ゆっくりと回すように取り出していきましょう。
- 赤ちゃんの鼻の粘膜は弱いため、決して奥の方までは入れないよう注意しましょう。奥の方の取れない部分は無理して取ろうとせず、手前に出てくるまで待ちましょう。
吸い出す
- 直接吸う。片側の鼻の穴を指でふさぎ、気圧の変化で赤ちゃんの耳がおかしくならないようにチュッと軽く吸います。
- 鼻吸い器を使う。便利な鼻吸い器が売ってありますので、それを使うのもいいでしょう。チューブを使い口で吸いだすタイプや、手動・電動で吸い出すタイプなどいろいろあります。
- 耳鼻科でも吸い出してもらえますよ。
道具を使用しての鼻水掃除
口で吸うタイプの鼻吸い器
赤ちゃんの鼻に吸引部分を当てて吸い取り口から吸い取ります。吸い取られた鼻水は途中の貯める場所に留まりますので吸い取り終わったら開いて洗えば清潔です。
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手動の鼻吸い器
吸い取り口を赤ちゃんの鼻に当てて吸引ポンプの部分を手で動かすタイプです。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B003UTAR56″ title=”チュチュベビー 鼻吸い器 鼻水キュートル 鼻水が戻らない逆流防止弁付き”]電動の鼻吸い器
こちらは吸引ポンプの部分が電動となっています。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0177FBRDE” title=”シースター Seastar 電動鼻水吸引器 ベビースマイル S-302″]赤ちゃんの鼻水をそのままにしておくと?

- 呼吸がしづらく、赤ちゃんの機嫌が悪くなる。
- 鼻がつまっていると、仰向けに寝るのを嫌がります。
- 夜に鼻づまりでうまく寝れないこともあります。
- 鼻水をそのままにしておくと、細菌感染により中耳炎や副鼻腔炎になることがあります。
こんな鼻水には注意しましょう!
- 鼻水の色が黄色や緑の時、細菌感染の可能性があります。放っておくと、中耳炎や副鼻腔炎になってしまうこともあるため、数日続く時は病院を受診しましょう。
- 咳や発熱があるときは早めに病院を受診しましょう。
- 透明でさらさらとした鼻水でも、長く続く時は病院受診をしましょう。
中耳炎
耳の鼓膜の奥の方にある中耳に鼻から菌が入り、炎症を起こす耳の病気です。治療が遅れると難聴の原因にもなります。
【症状】
- 発熱
- 耳の痛み(赤ちゃんが頻繁に触ったりする)
- 機嫌が悪く、あまりミルクを飲まない
- 寝つきが悪い
- 耳だれ(うみ)が出る
副鼻腔炎
鼻の奥にある副鼻腔という空洞が風邪のウィルスや細菌に感染し、うみがたまる病気です。6か月以上の赤ちゃんからかかると言われています。
【症状】
- 黄緑色の鼻水が立て続けにでる
- 鼻が詰まり、鼻の穴がただれる
- 咳が出てタンがからむ
- 口で呼吸をしている
- 微熱が続く
どうやって鼻水をとってあげる?
「ママが口で吸って鼻水をとってあげる」というのを聞いたことがありましたが、今は便利な道具がたくさん出ているんですね!
ママ鼻水取ってが安くて簡単!これはオススメの鼻水吸い器です!
「ママ鼻水トッテ」とは?
商品名がズバリ「ママ鼻水トッテ」!なんとも分かりやすいですね。
お店では?鼻吸い器?や、?鼻水吸引器?と尋ねればよいと思います。 この「ママ鼻水トッテ」はチューブ式の鼻吸い器で、片方のチューブを赤ちゃんの鼻にあて、もう片方のチューブの端を吸う人が口にくわえて吸うことが出来ます。口で吸うタイプなので、吸引圧を微調整することができます。
「ママ鼻水トッテ」を使ってみた。

月齢が小さいうちは、鼻腔内を傷つけないよう、優しく吸って使用しました。少量ですが吸引できました。 10ヶ月頃、風邪気味のため鼻水が多量に出ていたので使用しました。口に吸口チューブをくわえ、片方の手で吸引チューブを鼻にあて、もう片方の手で赤ちゃんの頭を支えて吸引します。チューブが長いので、赤ちゃんが動いてもチューブは鼻に当てたまま、素早く吸引することができました。 鼻に当てる部分もシリコンで鼻にフィットする形状なので、とても使いやすかったです。 チューブ内には鼻水が入っているのが見え、気持ちいいくらいでした。
お手入れも簡単!清潔!
チューブ部分、途中の液溜め容器部分はそれぞれ分解できます。 「ママ鼻水トッテ」を使用後すぐに、水道などで洗います。チューブの片側から水を通し、さらに反対から水を通すだけでチューブ内に溜まった鼻水がスルリと流れだします。チューブ内なので汚れが溜まるかと思っていましたが、水通りがよく、きれいに洗い流せました!
他にもいろいろありますので紹介しておきます。
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