赤ちゃんの予防接種スケジュールや受けなければいけない一覧

医者
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赤ちゃんの予防接種のなかで、今回は「B型肝炎」の予防接種についてご紹介していきます。

予防接種一覧

スケジュールや費用の早見表はこちらです

なお、細かい時期などは各説明に書いてありますのでそちらを必ず確認下さい!

名前 スケジュール 費用
B型肝炎 4週間隔で2回、20-24週経ってから1回 4,000円から6,000円
BCG 生後5ヵ月から8ヵ月の間 3,000円
ロタウイルス 32週(生後224日)までに3回 10,000円前後
肺炎球菌 生後6か月までに初回3回 無料
ヒブワクチン 生後2ヶ月から6か月 無料
四種混合ワクチン 3か月を過ぎたら早め 10,000円前後

B型肝炎ってどんな病気?

  • B型肝炎ウイルス(HBV)の感染が原因で起こる肝炎(肝臓に炎症が起こる病気)のことで日本では約100人に1人が感染している。
  • 肝炎になると、肝臓の細胞が壊れて肝臓の働きが悪くなることもあり、急性肝炎は数ヵ月で治る場合もあったり、慢性肝炎になると、肝硬変や肝臓癌へ進行することもあり命にかかわる。
  • B型肝炎は血液・体液を介して感染する。
  • B型肝炎の感染経路は垂直観戦として母子感染、水平感染として性行為感染・輸血・臓器移植・刺青・針刺し事故・ピアスの穴開け・カミソリや歯ブラシの共用、麻薬・覚醒剤使用時の注射器の回しうちなどが挙げられる。
  • 感染して1-2か月間の潜伏期間を経て、発症する。
  • 主な症状は全身倦怠(だるさ)、食欲がない、濃い色の尿が出る、発熱、黄疸(体や白目が黄色っぽくなる)など。
  • 3歳までにHBVに感染すると、キャリア(ウイルスを保有しいつ発症するか分からない状態)になりやすい。

B型肝炎のワクチンはどんなもの?

  • 任意接種のワクチンなので、予防接種費用は自己負担となります。
  • 3回の接種を行うことで、B型肝炎と将来の肝がんを予防できるとされている。
  • 乳幼児期に3回の接種を行った場合、ほぼすべての人がB型肝炎に対する免疫(HBs抗体)を獲得することができる。
  • 0歳で3回接種すると、ほぼ100%の乳児に十分な抗体ができる。
  • 不活化ワクチン。皮下注射によって接種。
  • 費用は1回4,000円-6,000円程度。

B型肝炎の予防接種はいつ受けたらいい?

  • 母親がキャリアでない場合は生後すぐから接種可能だが、だいたい2か月以降に他の予防接種と同時摂取する。
  • 2か月を過ぎたら、他の「B型肝炎」「肺炎球菌」「ヒブ」などと同時に小児科で予防接種を受けるといい。
  • 4週間隔で2回、さらに20-24週経ってから1回の合計3回接種。

副作用としては接種を受けた10%程度の人に、打った後の体のだるさ、頭痛、注射部位の発赤、腫れ、痛みが出たりする。B型肝炎ワクチンは世界中で長く広く使われており、副作用の少ない最も安全なワクチンの一つと言われています。

B型肝炎の予防接種は必要?

B型肝炎の予防接種は任意接種のため受ける必要はあるのか?と考えてしまいます。 最近のB型肝炎は劇症化、重症化しやすく、重症化すると命にかかわる病気です。B型肝炎の場合、0歳で3回接種すると、ほぼ100%の乳児に十分な抗体ができると言われており、ワクチン接種によって防げる病気です。 また、B型肝炎の予防接種は公費摂取にしてはという話も出ており、その効果と必要性があることがわかります。

BCGワクチンってどんなもの?

BCGとは、このワクチンを開発したフランスのパスツール研究所の研究者の名前を冠した菌:Bacille Calmette-Guerin(カルメット・ゲラン桿菌)の略で、結核を予防するワクチンのことをいいます。

  • 乳幼児期にBCGを接種することにより、結核の発症を52-74%程度予防することができる。
  • 重篤な髄膜炎や全身性の結核に関しては64-78%程度予防することができる。
  • 一度BCGワクチンを接種すれば、その効果は10-15年程度続くとされている。
  • 日本の結核患者の発生率は米国の4倍程あるにも関わらず、小児におけるそれは米国の数値を下回っており、その一因としてBCG接種の効果が考えられている。
  • 生ワクチン。
  • BCGワクチンは、上腕外側の中央部分に接種するものとされている。(その他の場所への接種は、薬事法上認められていない)

結核ってどんな病気?

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結核とはどんな病気なのでしょうか?

  • 結核は、結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気。
  • 発熱としつこい咳が特徴。重くなると血を吐いたり、呼吸困難になる。
  • 以前は死亡率の高い病気だったが、予防接種の普及で患者数は激減した。
  • 抵抗カの弱い赤ちゃんがかかると結核性髄膜炎になることもあるため注意が必要。

重篤な病気!乳幼児で心配な結核性髄膜炎とは。

抵抗力の弱い赤ちゃんが結核にかかると、結核性髄膜炎という重篤な病気になることもあります。これはどんな病気なのでしょうか?

  • 結核性髄膜炎とは、結核菌の感染によって生じる髄膜炎で、現在でも死亡率の高い病気です。
  • 約2週間の経過で頭痛、発熱、意識障害が進行し、失明、難聴、水頭症などの重い後遺症を残すことが多い難治性疾患で、早期に適切な治療が必要です。
  • 乳幼児は、不機嫌、食欲不振、元気がないなどの症状で始まり、発熱、けいれん、嘔吐などがおこります。
  • ほかの細菌性髄膜炎に比べ、症状は比較的徐々に現われます。

BCGワクチンはいつ受けたらいい?

泣いてる赤ちゃん
  • 摂取の回数は1回です。
  • BCGワクチンは、平成25年4月1日以降は生後1歳に至るまでの間に接種することと変更されました。
  • 標準的な接種は生後5ヵ月から8ヵ月の間に行うこととされています。(地域によっては、結核の発生状況等を考慮し、これより早めに接種することもあるようです)。
  • 近年では、3-4か月以前の接種は、骨炎のリスクや全身性BCG症の発症率などが高いとも考えられています。(ワクチン接種と骨炎増加の因果関係は今のところまだわかっていません)
  • 生ワクチン(ロタ、麻疹風疹混合、水疱瘡、おたふく等)接種後は4週以上の間隔をあけて接種する。
  • 不活化ワクチン(B型肝炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合、三種混合、ポリオ、日本脳炎、インフルエンザ、HPV等)接種後は1週以上の間隔をあけて接種する。

BCGワクチンの副反応は?

BCG接種で心配な副反応にはどのようなものがあるのでしょうか?

  • 副反応のうち最も多いものが、脇のリンパ節の腫れ。これは副反応のうち2/3を占めている。6ヵ月後には小さくなることが多い。
  • じんましん、発疹などのアレルギー症状。
  • 接種部位が赤くなる。(接種部位は、10日から4週間後に、赤くなったり、硬くなったり、腫れてきたり、カサブタが出てきます。強い場合は、膿んだ感じになりますが、1?3ヶ月程度で治ります。)
  • 生ワクチンなので、免疫不全という免疫力が無い子供の場合、BCGが全身で感染を起こすリスクもあり注意が必要。
  • 稀に骨炎や全身性のBCG感染症、アナフィラキシーなどの重大な副反応の報告がある。

BCGワクチン接種の際の注意点!

BCGワクチンの接種の際は、他のワクチン接種以上に気をつかうことがいくつかあります。

【接種当日の注意点】

  • 9個の針がついたスタンプ状の注射を上腕に2回押し付けて接種します。きちんと注射できるよう、赤ちゃんが動かないようにしっかりと固定をしておきましょう。(針の跡が18個のうち、2/3以上は残っていることが望ましいです。)
  • 注射のあとは注射液で湿っています。完全に乾くまで絶対注射部位を触らない!(30分ほど)
  • 髪の長いママは注射部位に触れることがないよう髪はあらかじめゴムなどで束ねておく。服装も袖がヒラヒラした服は着てこない。
  • 服にも液がつかないよう、乾くまでは服を着せない。
  • BDGワクチンは弱毒化してあるが結核菌であるため、もし触れたら石鹸と流水でしっかり洗うこと。
  • 接種後2時間は注射部位を直射日光にあてない。

【接種後日の注意点】

  • 接種後10日ぐらいたつと、接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さいうみができることがあります。この反応は、接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後はかさぶたができ、接種後3か月頃までには小さなあとが残るだけとなります。これは、BCG接種により免疫が付いた証拠です。
  • かさぶたをはがしたり、バンソウコウを貼ったりせず、そのまま普通に清潔を保ってください。
  • BCG接種を受けた後、10日以内に接種部位が赤くはれ上がるようなことなどありましたら、早めに接種医療機関に連絡してください。(稀に、BCGを打つ前から既に結核に感染している赤ちゃんがいます。その場合、予防接種でコッホ現象という強い反応が出るます。)この場合は、結核に罹っていないかどうか、ツベルクリン反応、血液検査など結核の検査を行います。

お風呂は入れるの?BCGワクチン後の生活。

お風呂の赤ちゃん
  • 接種当日は激しい運動は避けましょう。
  • 注射部位は清潔に。
  • 接種当日は入浴できますが、接種部分をこすらないようにしましょう。
  • 体調の変化があれば、すぐに病院に相談してください。

ロタウイルスって何?

  • 胃腸炎の原因となるウイルス。
  • 嘔吐や水のような下痢を何回も起こす。
  • ひどい時は脱水症になる。
  • 発熱もみられる。
  • 潜伏期間は2日、症状は4〜5日続く。
  • 下痢便の色が白くなる。
  • 感染力が強く手洗いなどしても感染しやすいのでワクチンによる予防がすすめられている。
  • 経口感染が大部分。
  • 秋から冬にかけてが大流行する。
  • ワクチンをしない場合、5歳までに95%の子が1度は感染するといわれている。
  • 感染した児の約10%は重症になりやすい。
  • 嘔吐下痢以外に脳炎や脳症を起こすこともある。

ロタウイルスのワクチンはどんなもの?

  • 任意接種のワクチンなので、予防接種費用は自己負担となります。
  • 「ロタリックス」と「ロタテック」の2つがあるが、効果と総費用はほとんど同じ。摂取回数が異なる。
  • 「ロタリックス」はロタウイルス胃腸炎患者から分離したヒトロタウイルスを弱毒化し、細胞培養で増殖後精製した1価経口弱毒生ワクチン。摂取回数は2回。費用は1回15,000円。
  • 「ロタテック」はヒトロタウイルス及びウシロタウイルスの遺伝子をリアソータント(遺伝子組換え)させて生成した5価経口弱毒生ワクチンである。摂取回数は3回。費用は1回10,000円。

ロタウイルスの予防接種はいつ受けたらいい?

  • ロタリックス(2回接種)の場合、生後6週から24週(生後168日)までに2回を済ませなければならない。
  • ロタテック(3回接種)の場合、生後6週から32週(生後224日)までに3回済ませなければならない。
  • 生ワクチンのため、接種後にほかのワクチンが4週間は接種できない。
  • 2か月を過ぎたら、他の「B型肝炎」「肺炎球菌」「ヒブ」などと同時に小児科で予防接種を受けるといい。

ワクチン接種後1週間程度はワクチンウイルスが便中に排泄されます。これにより周りの人が胃腸炎を発症する可能性は低いですが、便を取り扱う際には手洗いを行うなどの注意が必要です。

副作用としては易刺激性、下痢などが国内臨床試験で報告されていますが、いずれも一過性で数日以内に回復し、重篤なものはまれです。

ロタウイルスワクチンは必要?

ロタウイルスは任意接種ですし、費用がとても高いため、受ける必要はあるの?考えてしまいます。

ですが、私個人は「受けた方がいい」と思います。

予防接種を受けない場合、5歳までに95%の子がかかると言われているため、少なくとも1回はかかるでしょう。さらに2回、3回とかかる子も少なくありません。我が子が下痢や嘔吐で4,5日苦しむのは見たくありません。また、小さい赤ちゃんは脱水症になりやすく、命の危険性もあるのです。ワクチンを打っておけばよかったと後悔する前に、防げるものは防いでおいてあげましょう。

肺炎球菌って何?

肺炎レンサ球菌(はいえんレンサきゅうきん、Streptococcus pneumoniae)とは、肺炎などの呼吸器感染症や全身性感染症を引き起こす細菌。日本の臨床医療現場では肺炎球菌と呼ばれることが多い。また、かつては肺炎双球菌 (Diplococcus pneumoniae) と呼ばれていた。病原菌であるとともに、遺伝学の発展に大きな影響を与えた実験材料としてもよく知られる。

肺炎レンサ球菌 – Wikipedia

  • 肺炎球菌による感染症で、小さな子どもがかかる重大で命にかかわる病気である。
  • 2歳以下の子どもは肺炎球菌に対する免疫がほとんどなく、小児の肺炎球菌感染症は重症化することが多い。
  • 脳を包む膜にこの菌がつく細菌性髄膜炎や菌血症、敗血症、重い肺炎や細菌性中耳炎などの病気をひき起こす。
  • 感染経路は飛沫感染。(くしゃみした時の唾液など)
  • 「肺炎球菌」による肺炎の潜伏期は、1?3日で、発病は突然で、発熱・悪 寒・震えなどの症状が見られる。痰を伴う咳、息切れ、呼吸回数の増加、胸膜性の胸の痛み、低酸素状態などもよく見られる。
  • 「細菌性髄膜炎」になると、早期の症状は発熱と不機嫌くらいで、血液検査をしてもかぜと区別ができないことも多く、早期診断が難しい病気。その後、ぐったりする、けいれん、意識がないなどの症状が出てくる。診断がついても、抗菌薬が効かない耐性菌が多く、治療は困難となる。
  • 「中耳炎」の場合は、耐性菌が多いので重症で治りにくくなります。

肺炎球菌のワクチンはどんなもの?

  • 公費接種のワクチンなので、予防接種費用は無料となります。
  • 小児用肺炎球菌ワクチン(定期接種・不活化ワクチン)で予防します。
  • 日本では、2010年2月に欧米から10年遅れて「プレベナー」が発売になり、2013年度から定期接種で受けられるようになりました。2013年11月からは従来の7価ワクチン(PCV7:7種類の肺炎球菌に予防効果がある)から13価ワクチン(PCV13:13種類の肺炎球菌に予防効果がある)に切り替わりました。
  • 副反応の多くは、発熱、注射部位の異常(腫れや赤みなど)です。

肺炎球菌の予防接種はいつ受けたらいい?

  • 生後2か月から5歳まで(6歳未満)、とくに5歳になるまでのお子さんはすぐに受けるようにする。
  • 肺炎球菌による髄膜炎の起こりやすい生後6か月までに初回3回の接種を済ませておくようことが大切。

ワクチンの接種回数は初回を接種する月齢・年齢により異なります。

  • 生後2か月から6か月までに初回接種をはじめれば合計4回。
  • 7か月から11か月は合計3回。
  • 1歳代は合計2回。
  • 2歳から9歳まで(10歳未満)は合計1回。

1歳からは接種回数が減りますが、かかった人の半数が1歳前です。病気が重いだけでなく早期診断が難しい上に、抗生物質(抗菌薬)が効かない菌も多いので、生後2か月になったらすぐに接種することをおすすめします。生後2か月からヒブ、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンと同時接種で開始して、3か月からはさらに四種混合(DPT-IPV)ワクチンを加えて同時接種で受けるのがおすすめです。

ヒブって何?

  • ヒブ(Hib)とはヘモフィルス・インフルエンザ菌b型のこと。
  • 感染経路は飛沫感染(咳やくしゃみをした時の唾液などから感染)。
  • ヒブが鼻やのどから入って、脳を包む髄膜、喉頭蓋(ノドの奥)、肺などに炎症を起こす。
  • 細菌性髄膜炎や喉頭蓋炎、菌血症などはヒブによって起こる重症感染症である。
  • ヒブ感染症は誰もがかかる危険性のある感染症だが、集団保育の子どもは2?3倍かかりやすいと言われている。
  • 0から1歳の乳児の発症頻度が高い。

細菌性髄膜炎とはなにか?

  • ヒブ菌や肺炎球菌などが血液の中に入り、脳を包む髄膜について炎症を起こす病気。
  • 炎症の結果、血管炎が起こり脳梗塞に至ることもある。
  • 細菌性髄膜炎にかかると高い割合で重症化してしまう。
  • 後遺症としては、脳梗塞や脳萎縮、水頭症などにより知能・運動障害、難聴などになる。
  • ヒブによる髄膜炎の場合、脳の後遺症が約20%ある。

ヒブのワクチンはどんなもの?

  • 公費接種のワクチンなので、予防接種費用は無料となります。
  • ヒブワクチン(定期接種・不活化ワクチン)で予防します。
  • 副反応の多くは、発熱、注射部位の異常(硬結、腫れや赤みなど)です。

ヒブの予防接種はいつ受けたらいい?

  • 生後2か月から摂取可能。
  • 生後6か月以降からかかる赤ちゃんが増えてくるので、2か月を過ぎたら早めに他のワクチンと同時摂取するとよい。

ワクチンの接種回数は初回を接種する月齢・年齢により異なります。

  • 生後2か月から6か月までに初回接種をはじめれば合計4回(4-8週間隔で3回+その1年後に1回)。
  • 7か月から11か月は合計3回(4-8週間隔で2回+その1年後に1回)。
  • 満1歳?4歳は1回のみ。

1歳からは接種回数が減りますが、かかった人の半数が1歳前です。病気が重いだけでなく早期診断が難しい上に、抗生物質(抗菌薬)が効かない菌も多いので、生後2か月になったらすぐに接種することをおすすめします。生後2か月から肺炎球菌、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンと同時接種で開始して、3か月からはさらに四種混合(DPT-IPV)ワクチンを加えて同時接種で受けるのがおすすめです。

四種混合ワクチン(DPT-IPV)ってどんなもの?

四種混合ワクチンを接種すると以下の4つの病気を予防することができます。

  • ポリオ
  • 百日せき
  • 破傷風
  • ジフテリア

以前はポリオを除く三種混合ワクチン(DPT)であったが、2012年11月から、ポリオを加えた四種混合ワクチン(DPT-IV)が導入されました。

※最近では、治験段階として、Hibワクチンが合わさった5種混合ワクチンの使用もされています。

4つの病気の特徴

ポリオ

  • 飲食物などを摂取して感染(経口感染)します。ポリオは、感染すると100人に1人未満の割合で手足の麻痺を起こします。一部の人には一生麻痺が残り、呼吸困難などで死亡することもある病気です。
  • パキスタン、アフガニスタンなどでは今でもポリオが流行しており、近年は中国などでも流行が起こったことが報告されています。ポリオは日本では発生していませんが、万が一国内に持ち込まれることに備え、ワクチンで基礎免疫をつけておくために予防接種が必要とされています。

百日せき

  • 咳やくしゃみなどで感染(飛沫感染)します。最初は風邪のような症状で始まりますが、だんだん咳がひどくなり、乳幼児では咳で呼吸ができず、命に関わることもあります。

破傷風

  • 土の中に潜んでいる破傷風菌が傷口などから感染(経皮感染)して起こります。菌が体の中で増えると、その毒素のために痙攣(けいれん)を起こしたり、死亡することもあります。

ジフテリア

  • 咳やくしゃみなどで感染(飛沫感染)します。10人に1人くらいの割合で高熱、のどの痛み、咳などの症状が出ます。また、のどが腫れるなどして、窒息死することもあります。

四種混合ワクチンはいつ受けたらいい?

  • 生後3か月から受けることができます。
  • 子どもがかかりやすく、かかると重症化する危険のある病気もあるため、3か月を過ぎたら早めに接種しましょう。
  • スケジュールは、生後3か月から3から8週間あけて3回、3回目終了後6か月以上(12?18か月が望ましい)あけて、4回目を接種します。
  • 他のワクチンと同時摂取も可能です。

四種混合ワクチンの副作用は?

  • 接種したところが赤く腫れたり、硬くなったりする場合があります。
  • 回数を重ねるごとに腫れることが少し多くなりますが、ほとんどは問題になるほどまでにはなりません。
  • まれに腕全体が腫れたりします。その時は病院を受診してください。

四種混合ワクチンが受けられない人

  • 37.5℃の発熱がある人
  • 重い急性の病気にかかっている人
  • 過去に四種混合ワクチンの成分でアナフィラキシー(アレルギー反応)を起こしたことがある人。
  • 医師が予防接種を行うことが不適当と判断した場合。

お風呂は入れるの?四種混合ワクチンを受けた後の注意点

  • 接種当日は激しい運動は避けましょう。
  • 注射部位は清潔に。
  • 接種当日は入浴できますが、摂取部分をこすらないようにしましょう。
  • 体調の変化があれば、すぐに病院に相談してください。

 

 

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