土に触れる機会が減っている現代社会、子供がどうやって野菜や果物が育つのか知らないままに成長していませんか?
お庭がなくてもアパートのベランダやキッチンのちょっとしたスペースでも簡単に育てられる野菜で、子共の食育を始めましょう!
あえて子供の嫌いな野菜を育てると、野菜嫌いを克服できるかも?!
■目次
まずは簡単なトマトから!
ベランダがあるなら、プランターと野菜用の土を買ってトマトを植えてみましょう!
年明けから春ごろにかけて、ホームセンターにトマトの苗が販売されています。今はたくさん種類が出ているので、子供と美味しく育ちそうなものをチョイスしてください。
安い時には1つ200円前後で購入可能です。
プランターに土を入れたり苗を植えるのも積極的に子供にさせましょう。
トマトは、あまり水をかけてあげなくても勝手に育つので、これから初めて野菜作りをやってみるという家族におすすめです。
家庭で食べた人参や大根、葉野菜も植えられます
種や苗がなくても、普通なら捨ててしまう人参や大根の頭部分や、小松菜、ホウレンソウなどの葉野菜の根っこ部分は、水耕栽培で育てることが出来ます。
お料理するときに捨てずに残して置き、もう使わなくなったコップなどに水を入れてその中に野菜を入れます。
キッチンの小さなスペースでも育てることができますよ。
家の中に少しでも「緑」があると、自然と心も癒されます。
野菜を育てるのは子供の役目に

野菜作りは植えてからがスタートです。毎日忙しいとついつい水やりを忘れてしまいがち。
たまに、「野菜を育てる前にわが子をちゃんと育てないと!」なんて思うこともありますが、水やりは子供の担当にして、朝起きたら水をあげる、保育園から帰ってきたら水をあげる、という風に毎日の習慣の中にうまく取り入れるようにしましょう。
そうすることで、「自分が育てている」という自覚が芽生えますし、日々の野菜の成長に気づくことができ、少し茎が伸びただけでも嬉しそうに教えてくれるようになります。
野菜が成長したら一緒に収穫!

野菜作りのだいご味は、自分で育てて自分で食べる!ですよね。
トマトの実が緑から赤くなったら、子供に収穫させてあげましょう。そして、一緒に食べてみてください。
スーパーで買うより甘くなくて、なんだか酸っぱいかもしれません。でも、自分がお世話して育てた野菜は絶対に美味しいはず。
葉野菜などは、スープや料理に入れて食べさせてあげると普段なら嫌がって食べないものも、「○○が自分で育てた野菜だよ!」と言うと必ず食べるはず。